ABSアセトン処理

3Dプリンター アセトン処理

スケールダウンして作った試作品でアセトン処理を行ってみた。
ピッチ0.3mmで作った物で、1日アセトン処理した。
時間に関して、アセトンの量によっても掛かる時間は変わるので注意。
今回、透明なフィラメントを使用した印刷した後は、写真の左の部品のように隙間があるため白かったが、アセトン処理をしたことで、透明になった。
課題として、気泡が残ってしまっている。また長時間処理を行ったことで重みで穴寸法や全体の寸法がずれてしまったため、工業的な物には向かない。もし工業製品で行う際は、表面だけで済むように短時間で行うべきだと分かった。
透明なフィラメントで透明な印刷物を作るには、もっと調べてみる必要がありそうだ。

アセトンは、Amazon等で買える。プラモデルの分野で使われているため、プラモ屋、薬局なども回ってみたが無かった。ネットが手軽。
安いし、汚れたノズルの汚れ落としの為にも一本ぐらい持っておいたほうが良いと思う。

またアセトンが含まれるマニュキュアで行おうとしたが、表面にテカリが出ただけで溶けなかった。

この試作品は、綿あめ機械の砂糖補充機の部分で、透明で中の様々な砂糖の色が透けて見えたほうがお客さんが喜ぶと思うから、何とか透明な部品で作りたい。。